ファイル操作

Ubuntu,Debian,CentOS,Fedora対応

whichコマンドの書式

書式
which [オプション] [コマンド名…]

 

whichコマンドの主なオプション

オプション 説明
-a 名前が同じプログラムが検索対象のパス上に複数あるとき、すべてを表示する。

 

whichコマンドの使用例

「apt」コマンドを入力したときに実行されるプログラムがどこにあるか調べる。

$ which apt
/usr/bin/apt

 

whereisコマンドの書式

書式
which [オプション] [コマンド名…]

 

whereisコマンドの主なオプション

オプション 説明
-b プログラム(バイナリ)や設定ファイルが存在するパスのみを表示する。
-m オンラインマニュアルのあるパスのみを表示する。
-s ソースファイルディレクトリがあるパスのみ表示する。
-B (path) プログラム(バイナリ)検索に使うパスを(path)にする。
-M (path) オンラインマニュアル検索に使うパスを(path)にする。
-S (path) ソースファイルディレクトリ検索に使うパスを(path)にする。
-f -B, -M, -Sの各オプションによりバスを指定したとき、そのパス指定の終わりを表すために必要になる。

 

whereisコマンドの使用例

「apt」コマンドの実行ファイルと関連ファイルを調べる。

$ whereis apt
apt: /usr/bin/apt /usr/lib/apt /etc/apt /usr/share/man/man8/apt.8.gz

 

参照元情報

Linuxコマンドブックビギナーズ第5版
Linuxコマンドブック
ビギナーズ第5版