ユーザーとシステムの管理

Ubuntu,Debian,CentOS,Fedora対応

useraddコマンドの書式

書式
useradd [オプション] ユーザー名

 

useraddコマンドの主なオプション

オプション 説明
-m ユーザーのホームディレクトリがないとき自動的に作成する。
-c (name) ユーザーのフルネームを(name)にする。
-d (directory) ユーザーのホームディレクトリを(directory)にする。
-e (date) ユーザーのアカウントが無効になる日を(date)とする。
-g (group) ユーザーのグループIDをgroup)とする。
-G (group1, group2) ユーザーの所属するグループを指定する。複数のときは「,」で区切る。
-s (shell) ユーザーのログインシェルを(shell)とする。
-u (uid) ユーザーのIDを(uid)とする。

 

useraddコマンドの使用例

一般ユーザーを作成するにはスーパーユーザー権限が必要なので、sudoにて作業をする。

新規に一般ユーザーを作成する

ユーザー名new-userを作成する。

$ sudo useradd new-user
[sudo] user のパスワード:

 

指定した日にアカウントが無効になる一般ユーザーを作成する

2021年1月1日にアカウントが無効になるユーザー名invalid-userを作成する。

$ sudo useradd -e 2021-1-1 invalid-user
[sudo] user のパスワード:

 

参照元情報

Linuxコマンドブックビギナーズ第5版
Linuxコマンドブック
ビギナーズ第5版