便利な使い方

Ubuntu,Debian,CentOS,Fedora対応

ダイレクトの書式

書式1
コマンド [番号]< [ファイル]
書式2
コマンド [番号]> [ファイル]
書式3
コマンド [番号]>> [ファイル]
書式4
コマンド [番号]>&[番号] [ファイル]

 

記号の説明

記号 説明
< 標準入力をファイルに切り替える。
> ファイルに保存(上書き)する。
>> ファイルの末尾に追記する。
>& 前後にファイルディスクリプタ番号を指定すると、標準エラー出力を標準出力、または逆に切り替える。

 

リダイレクトの関係

ダイレクトの関係

 

リダイレクトの使用例

標準出力を保存する

lsコマンドの標準出力をファイルfileに保存する。

$ ls > file

 

ファイルを表示する

catコマンドの標準入力をファイルfileに切り替えてファイルの内容を出力する。

$ cat < file

 

出力結果を末尾に追加する

lsコマンドの標準出力をファイルfileへの出力に切り替えて、出力結果を末尾に追加する。

$ ls >> file

 

参照元情報

Linuxコマンドブックビギナーズ第5版
Linuxコマンドブック
ビギナーズ第5版