もっとファイル操作

Ubuntu,Debian,CentOS,Fedora対応

LinuxとWindowsでの間で日本語ファイルをやり取りするときには、文字コードの変更をしないといけないときがある。このとき「nkf」コマンドを使用する。

nkfコマンドの書式

書式
nkf [オプション] [ファイル]

 

nkfコマンドの主なオプション

オプション 説明
-j JISコードに変更する。
-e 日本語EUCコードに変更する。
-s Shift-JISコードに変更する。
-w Unicode(UTF-8)に変更する。
-g ファイルの文字コードを変更する。

 

nkfコマンドの使用例

日本語ファイルをShift-JISコードに変更し保存する

$ nkf -s file1 > file-Shift-JIS

 

日本語ファイルをEUCコードに変更し保存する

$ nkf -e file2 > file-EUC

 

日本語ファイルをUnicode(UTF-8)コードに変更し保存する

$ nkf -w file3 > file-Unicode

 

日本語ファイルの文字コードを表示する

$ nkf -g file4

 

参照元情報

Linuxコマンドブックビギナーズ第5版
Linuxコマンドブック
ビギナーズ第5版