プログラムの管理

Ubuntu,Debian,CentOS,Fedora対応

jobsコマンドの書式

書式
jobs [オプション] [ジョブ番号…]

 

jobsコマンドの主なオプション

オプション 説明
-l プロセスIDを表示する。
-p *ジョブのグループリーダのプロセスIDを表示する。

*ジョブのグループリーダ:複数のプロセスの中の最初に打ち込まれたコマンドで実行されたプロセスのこと

 

ジョブ番号の指定

ジョブ番号の指定 名称 説明
%%, %+ カレントジョブ 最も最近実行された、最も最近中断したジョブを表示する。
%- 以前のカレントジョブ 直前までカレントジョブだったジョブを表示する。
%n n番のジョブ 例)%1 – ジョブ番号が1番のジョブを表示する。
%strings コマンド名がstringsで始まるジョブ 例)%ab – abの文字で始まるジョブを表示する。
%?strings コマンド名がstringsが含まれるジョブ 例)%?ab – abの文字が含まれるジョブを表示する。

 

jobsコマンドの使用例

シェルが制御しているジョブ情報を表示する

$ jobs
[1] 実行中 xeyes &
[2]- 実行中 xeyes &
[3]+ 実行中 xeyes &

 

ジョブ番号1と3のジョブの情報を表示する

$ jobs %1 %3
[1] 実行中 xeyes &
[3]+ 実行中 xeyes &

 

カレントジョブを表示する

$ jobs %%
[3]+ 実行中 xeyes &
$ jobs %+
[3]+ 実行中 xeyes &

 

以前のジョブ情報を表示する

$ jobs %-
[2]- 実行中 xeyes &

 

参照元情報

Linuxコマンドブックビギナーズ第5版
Linuxコマンドブック
ビギナーズ第5版