基礎情報

Ubuntu,Debian,CentOS,Fedora対応

Linuxにおいて、というかUNIX系のOSでは複数人数で同時に1つのコンピュータへのログインして利用できる。こういったOSでは誰がログインしていて、誰がファイルの読み書きができるかを管理している。

 

ユーザー

「ユーザーID」によってOSは複数のユーザーを管理している。

ただし、私たちにわかりやすくするために数値の羅列ではなく、文字列としての「ユーザー名」で管理できるようになっている。

ユーザー名はユーザーネーム、ログイン名、ログインネームなどと呼ばれている。

コンピュータにコンピュータが理解しやすい番号に、私たちには私たちに理解しやすい文字列に、といった感じでUNIX系OSではよく使われている方法になる。

 

グループ

「グループID」によってOSは複数のユーザーを管理している。ただし、私たちにわかりやすくするために数値の羅列ではなく、文字列としての「グループ名」で管理できるようになっている。

ユーザーは何人かをまとめて「グループ」として管理できる。たとえば、root,sudo,adm,apacheなど。

ユーザーは必ずグループに所属することになり、ユーザーが主とする所属グループのことを「プライマリグループ」と呼ばれる。

ユーザーが新しく作成したファイルなどはこのユーザーのプライマリグループとして管理される。

また、ユーザーは複数のグループにも所属することもできる。

 

パーミッション

「読み込み権限」「書き込み権限」「実行権限」をファイルやディレクトリなどへの設定をパーミッションという。

それぞれのパーミッションの設定は「ファイルの所有者(オーナー)」「グループ」「すべてのユーザー」にできる。

 

参照元情報

Linuxコマンドブックビギナーズ第5版
Linuxコマンドブック
ビギナーズ第5版