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Dabianパッケージ管理システム
Dabianパッケージ管理システムはDabian系ディストリビューションで扱えるパッケージ管理システムのこと。ローカルファイルを扱う主なコマンドに「dpkg」コマンドがある。
deb形式のパッケージを管理する
「dpkg」コマンド
書式 |
---|
dpkg アクション [パッケージ名 | ファイル名] |
主なアクション名 | 説明 |
---|---|
-i, –install | インストールする。 |
-r, –remove | アンインストールする。 |
-p, –purge | 設定ファイルも含めて、アンインストールする。 |
-l, –list | インストール済みのパッケージを検索する。 |
-L, –listfiles | インストールされたファイルの一覧を表示する。 |
-s, –status | パッケージの情報を表示する。 |
-S, –search | ファイルのインストール元パッケージを検索する。 |
パッケージ名 | 操作するパッケージ名。 |
ファイル名 | -Sオプション設定時にファイルを指定する。 |
dpkgコマンドの実行例
$ sudo dpkg -i sample-1.2.deb
異なる形式のパッケージに変換する
「alian」コマンド
書式 |
---|
alian [オプション] ファイル名 |
主なオプション名 | 説明 |
---|---|
-d | 【既定】deb形式のパッケージファイルを生成する。 |
-r | RPM形式のパッケージファイルを生成する。 |
ファイル名 | 対象となるパッケージファイル。 |
alianコマンドの実行例
deb形式のパッケージファイルに変換する。
$ sudo alian sample-3.2.rpm
インストール済みのdebパッケージを再設定する
「dpkg-reconfigure」コマンド
書式 |
---|
dpkg-reconfigure [オプション] パッケージ名 |
パッケージ名 | 再設定するパッケージ名を指定する。 |
dpkg-reconfigureコマンドの実行例
$ sudo dpkg-reconfigure locales
debパッケージをリポジトリから操作する
リポジトリとはパッケージを公開しているサーバのこと。
「apt」コマンド
aptコマンドはapt-getコマンド、apt-cacheコマンドを合わせたようなコマンドになる。
書式 |
---|
apt [オプション] サブコマンド [パッケージ名] |
主なオプション名 | 説明 |
---|---|
-r | 問い合わせに対して自動的にyesと回答する。 |
主なサブコマンド名 | 説明 |
---|---|
update | 利用可能なパッケージの一覧を更新する。 |
upgrade | パッケージをインストールする。 更新してシステムをアップグレードする。 |
install | パッケージをインストールする。 |
remove | RPM形式のパッケージファイルを生成する。 |
パッケージ名 | 操作するパッケージ名。 |
aptコマンドの実行例
$ sudo apt install sample-9.5.deb
リポジトリ情報を確認する
$ cat /etc/apt/sources.list
# deb cdrom:[Ubuntu 18.04.1 LTS _Bionic Beaver_ – Release amd64 (20180817)]/ bionic main restricted
# See http://help.ubuntu.com/community/UpgradeNotes for how to upgrade to
# newer versions of the distribution.
deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ bionic main restricted
.
.
.
参照元情報