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-CentOS- | -Ubuntu-

特殊文字の抑止

プロンプト上では多くの特殊文字が特別な意味を持っている。しかし、その特殊文字を抑止し、通常の文字として扱うようにする方法がある。

抑止する方法 抑止する範囲
'〜' シングルクォーテーションで囲まれた範囲。
"〜" ダブルクォーテーションで囲まれた範囲。
\〜 バックスラッシュの次の文字。
ダブルクォーテーション 「$」などの特殊文字は抑止されない。

特殊文字の抑止(CentOS)

[user@host ~]$ echo '$LANG'
$LANG -1-
[user@host ~]$ echo "$LANG"
ja_JP.UTF-8 -2-
[user@host ~]$ echo \$LANG
$LANG -3-
  1. 「$」を抑止し、「$LANG」という文字列を出力する。
  2. ダブルクォーテーションでは「$」は抑止できない。
  3. 「$」を抑止し、「$LANG」という文字列を出力する。

特殊文字の抑止(Ubuntu)

user@host:~$ echo '$LANG'
$LANG -1-
user@host:~$ echo "$LANG"
ja_JP.UTF-8 -2-
user@host:~$ echo \$LANG
$LANG -3-
  1. 「$」を抑止し、「$LANG」という文字列を出力する。
  2. ダブルクォーテーションでは「$」は抑止できない。
  3. 「$」を抑止し、「$LANG」という文字列を出力する。

 

参照元情報

LinuCレベル1 合格教本
LinuCレベル1 合格教本