コマンドライン
-CentOS- | -Ubuntu-

シェルとは

  • シェルは入力されたコマンドを受け取り、カーネルに命令を行う。
  • 命令を受け取ったカーネルは処理を行い、必要に応じてシェルに結果を返す。
  • 結果をシェルが解釈して、人にわかりやすいように画面に表示する。

シェルの役割

シェルの役割

 

bashシェル

Linuxディストリビューションでは、デフォルトでbashというシェルが使われている。また、Linuxでは、登録されているユーザにログインシェル(ログインして最初に動き出すシェルのこと)が設定されている。

そして、ディレクトリ名やファイル名などを全て入力しなくても、[Tab]キーを押すことで残りを入力補完したり、複数候補がある場合は、全てを表示してくれる。

シェルの確認(CentOS)

[user@host ~]$ echo $SHELL
/bin/bash -1-
  1. デフォルトのシェルがbashシェルとわかる。

bashの入力補完の確認(CentOS)

[user@host ~]$ echo $S -1-
$SECONDS $SHLVL $SSH_CLIENT
$SHELL $SINCE $SSH_CONNECTION
$SHELLOPTS $SINCEFILE $SSH_TTY
  1. ここで[Tab]キーを押す。

シェルの確認(Ubuntu)

user@host:~$ echo $SHELL
/bin/bash -1-
  1. デフォルトのシェルがbashシェルとわかる。

bashの入力補完の確認(Ubuntu)

user@host:~$ echo $S -1-
$SECONDS $SHELL $SHLVL $SSH_AUTH_SOCK
$SESSION_MANAGER $SHELLOPTS $SSH_AGENT_PID
  1. ここで[Tab]キーを押す。

 

参照元情報

LinuCレベル1 合格教本
LinuCレベル1 合格教本